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AWSとは何か?できることや注意事項をご紹介

AWS(Amazon Web Service:アマゾンウェブサービス 以下AWS)は、Amazon Web Services, Incが提供しているクラウドサービスです。クラウド上でIT リソースをオンデマンドで利用することができます。しかしサービスの種類が多く、似たものもあることで、使い方が難しいサービスでもあります。ここではAWSのメリットや注意事項についてご紹介します。

AWSとは何か

AWSは、Amazon Web Services, Incが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。サーバー、ストレージ、データベース、ゲームエンジンなど、さまざまな機能が提供されています。ユーザーは、AWSで提供されているさまざまなサービスの中から必要な機能を組み合わせて自分の使いたいサービスを作ります。AWSは個人で利用することや、企業が自社のサービスのインフラとして提供することが可能です。アメリカの調査会社Synergy Research group社によると、2017年現在、AWSは世界のクラウドコンピューティング市場の34%を占めており、最も世界シェアの高いサービスです。
The Leading Cloud Providers Continue to Run Away with the Market|synergy research group

AWSのサービスにはどんなものがあるのか

AWSでは、2018年9月時点で100以上のサービスが提供されており、インフラストラクチャサービスとプラットフォームサービスの2つに分かれています。
インフラストラクチャサービスに含まれるのはコンピューティング、ストレージ、コンテンツ配信、データベース、ネットワーク、セキュリティなどです。プラットフォームサービスには分析、アプリケーションサービス、開発者用ツール、管理ツール、モバイルサービスなどが含まれます。また、それぞれの分野でさらに細かいサービスが提供されています。

AWSの料金体系

料金体系はサービスごとに異なり、利用するサービスごとに料金が必要になります。いくつものサービスを組み合わせて利用すると、請求額が意外に高価になるので注意が必要です。最初は最低限の構成からはじめることをおすすめします。AWSには公式の見積もりツールが提供されているので、申し込む前に利用額を見積もることも可能です。また、AWSは月額ではなく従量課金制なので、利用量によって月ごとに価格が変動します。データ送信にはデータ転送料金もかかるので、アクセスが増えたときには注意が必要です。Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon S3など、いくつかのサービスは、一定の容量なら1年間無料で試すことができます。無料期間でいろいろなパターンを試し、必要な量を見積もると安心です。

AWSを使うメリット

AWSには、他のクラウドサービスに比べて、次のようなメリットがあります。

低コスト

AWSの料金はサービスごとに異なりますが、基本的には初月から従量制です。初期費用が無料で月額基本料金がかからないので、その分コストを削減できます。

使いたいものを使いたい分だけ利用できる

AWSはいくつものサービスに分かれており、料金も従量制なので、必要なサービスを必要な分だけ使うことができます。
提供されているサービスの種類が多いため、後から他のサービスで必要な機能を加えることも簡単です。

使いたいときにすぐ使える

AWSは、インターネットでアカウントを作成し、申し込んだらすぐに使うことができます。導入準備の時間がかかりません。

工数を削減できる

AWSが提供しているインフラ部分のセットアップや運用は、AWSが行うため、その分の工数を削減できます。ただし、AWSのサービスにインストールしたOSやミドルウェア、ユーザーが開発したアプリケーションなどは、ユーザー側で管理しなくてはなりません。

頻繁なアップデート

AWSは、機能追加、機能改善、セキュリティ向上などの理由のため頻繁なアップデートを行っています。2017年には約1,400回ものアップデートが行われ、さらに使いやすくなっています。また、機能だけでなく料金もアップデートが行われており、サービス提供開始から12年間で65回以上の値下げ実施されたことも魅力の一つです。

可用性と信頼性の高さ

AWSには、世界中に分散されたリージョンと、その中に独立した複数のアベイラビリティゾーン(データセンター群)があります。物理的にも論理的にも独立した空間を用意することで、1つのインスタンスにトラブルがあっても、他のインスタンスには波及しません。そのため、高い可用性と安定性を実現しています。

AWSを利用するときの注意

AWSを利用するときには、次のような部分に注意する必要があります。

組み合わせの最適化

AWSにはさまざまなサービスがあり、なかには似たサービスもあるので、組み合わせ方に迷うことも多いでしょう。利用前にはどのようなサービスを利用してなにを実現したいのかといった目的を明確にし、組み合わせや使い方を考える必要があります。

バックアップや死活監視、セキュリティはユーザーが行う

AWSを利用するときには「責任共有モデル」を理解する必要があります。これは、AWSとユーザーが責任範囲を分担するという考え方です。AWSが提供するサービスはハードウェア、データセンター、コンピューティングなど、クラウド本体のインフラ部分のみです。クラウド内に構築されるOSとアプリケーション、さらにそこで利用されるデータについては、ユーザーに管理責任があります。
AWSではバックアップや死活監視、セキュリティをオプションで行うサービスも提供しているので、ユーザーがそれを組み合わせて利用するのが一般的です。
AWSの死活監視サービス

使いこなすには知識が必要

AWSにお任せでは、ユーザーが考えるサービスを安全かつ安定的に稼働することはできません。AWSを活用し、思い通りのサービスを実現するためには、ユーザー側にもネットワークやアプリケーション、AWSについての知識が求められます。
AWSの導入や運用を管理するサービスを利用すると、適切な組み合わせや必要なサービスなどのアドバイスを受けられます。
AWS 管理・運用サービス

AWSをどう使うかではなく、自分が何をしたいのかをはっきりさせよう

100以上のサービスを提供しているAWSは、さまざまな使い方ができます。そのため、ユーザーが明確に目的をもち、何をしたいのかを決断しない場合、どう使えばいいかがわかりません。具体的に使い方を考えてから、それに合わせて必要なAWSのサービスを選択しましょう。適切なサービスを選択するためには、AWSについてもより正しく理解する必要があります。

※本記事の内容につきましては2018年11月時点での情報です。

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