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AWSを導入する5つのメリット

AWSの導入を検討したことがあるという方は、意外と多いのではないでしょうか。しかし導入にまで至っていない理由のひとつが、AWSのメリットについて、いまひとつわからないということがあるのかもしれません。AWSは日本国内でも、すでに10万件以上のお客様に選ばれています。今回は、AWSの概要や導入メリットについてお伝えします。

AWSとは

AWSは「Amazon Web Services」を略した名称で、Amazonが提供するパブリッククラウドによるITサービスの総称です。改めてAWSとはどのようなものなのか見てみましょう。

AWSは世界中の企業で利用されているというのが、その特徴のひとつといえます。サービス地域は20リージョンに及び、60カ所のデータセンター群(アベイラビリティーゾーン)からなります。エッジロケーションと呼ばれる接続ポイントなどは、100カ所以上に及びます。世界中で利用できるのはもちろん、日本でも安全のためのバックアップ用途などで、国内外の複数の地域等にデータを分散させることなどが可能です。そしてベースが世界全体のサービスであることから、日本の利用企業が海外展開する場合などでも、国内と同じ環境でシステムが利用できるので、迅速な対応が可能になるのです。

AWSを導入するメリットとは

米調査会社ガートナーの2018年8月発表のデータによると、AWSの2017年の世界シェアは51.8%です。シェア2位のMicrosoftが13.3%で4倍近く、4位のGoogleに至ってはシェアが3.3%なので10倍以上の開きとなっています。パブリッククラウドの世界では、WindowsのMicrosoftや検索のGoogleよりも、AWSがリードしているのです。

ではなぜ、世界の数多くの企業がAWSを選んだのでしょうか。それはAWSを導入することによるメリットに他なりません。具体的に見てみましょう。

クラウドの基本特長にとどまらないAWS

クラウドの利用環境と利便性が得られるだけでなく、次のようなメリットがあるため、AWSが選ばれています。

  1. 初期費用ゼロ/低価格
    初期費用が不要でITリソースを利用できます。その料金は固定でかかる月額費用はなく、データ量などで使った分だけの月々の請求になります。またその価格はAWSのウェブサイト上で公開されていますので、新しいサービスをはじめる場合や切り替える際などに便利であり、透明性の高い価格設定となっています。
  2. 継続的な値下げ
    AWSは世界中で利用者を増やしています。その結果、利益が拡大していますので、それをユーザーに還元する目的で、過去10年間に60回以上の値下げをしています。新しい技術の開発、導入にも力を入れており、その分もコストパフォーマンスの向上として反映されています。
  3. サイジングからの解放
    リソース不足によるビジネス機会の損失を避けるには、余裕をもったシステムであるのが理想です。しかしそれをオンプレミスで用意するということは、使う頻度や規模にかかわらず、固定化したコストが継続的にかかるということです。設定しだいでサイジングを自動化できるAWSならば、サイジングの監視や設定の気遣いと、余力のための自社サーバーのコストから解放されるのです。
  4. 最先端の技術をビジネス機会に合わせ迅速に利用
    AWSの125を超えるサービスについて、ユーザーは必要なときにワンクリックで利用することができます。そして不要になったら、ワンクリックで中止することもできるのです。オンプレミスでは導入までに調査、設計、構築、再調整などの期間と労力を求められ、使う・使わないにかかわらず、作ったものは持ち続けなければなりません。AWSはそれらの負担をなくし、システムの試用、検証、導入、中止ができるのです。
  5. 頼れるセキュリティ
    AWS側のサーバーなどのハードウェアに関しては、安全対策が施されたデータセンターでの運営となり、コンプライアンス要件に準拠していますので、はじめからセキュリティに対応したシステムを利用できることになります。セキュリティサポートのサービスや、要望に応じてスタッフがソリューションを提供するプロフェッショナルサービスなども用意されています。

上記に挙げたものは代表的なAWSの導入メリットですが、導入したことで、自社でハードウェアを管理する運用負担を軽減できるほか、構築や修正が重なり、特定の社内技術者や開発業者でないと変更や運用ができなくなるといった属人化が避けられるという別のメリットもあります。またAmazonというと英語での対応が求められると思われる方も多いかもしれませんが、日本の利用者は24時間の日本語によるサポートを受けられます。

AWSの効果的な利用方法

それでは、AWSの基本性能を活かした、効果的な利用方法について考えてみましょう。

拡張性と可用性を活かす

クラウドサービスには、アプリケーションソフトウェアなどをサービスで提供する「SaaS」、プラットフォームを提供する「PaaS」、そしてITインフラを提供する「IaaS」の3つの区分がありますが、AWSは、サーバーやストレージなどのインフラであるITシステムを利用する「IaaS」を中心にサービスを提供しています。利用者が自社のオンプレミスシステムとの親和性を高めたり、業務に合わせてカスタマイズしたりするのに適したサービスです。AWSの「IaaS」サービスは、OSやミドルウェアの導入について制約が少なくなり、クラウドというコストパフォーマンスの高い資産を活用しつつ、システムの拡張を確保できるのが特徴のひとつです。

一方で、システムとして稼働し続けることを担保する「可用性」については、システムをフォールトトレラント(耐障害性のある)設計にすることで、その稼働率の値を向上させることができますが、それだけシステムを余分に持つことになります。AWSは、前述のとおり、サービス地域で20リージョン、60カ所のアベイラビリティーゾーンがあるので、それらをコンビネーションして利用することで、稼働率の確保や、耐障害性の高いシステムを構築することができるのです。

無料枠を活かし検証後に本格導入

これらのAWSの機能を使いこなすのは、難しそうに感じたり、自社のシステムとの相性などを気にしてしまったりすることもあるかもしれません。その点、AWSには、「無料利用枠」が用意されているので安心です。例えば、AWSの代表的なストレージサービスのAmazon S3では、5GBの標準ストレージ、20,000 Get リクエスト、2,000 Put リクエスト、データ送信15GBをサインアップだけで1年間利用できる無料利用枠があります。使ってみて自社のシステムとの相性や、使いやすさ、使いみちなどを検証することができます。その他、機械学習や人工知能など、トライしながらビジネスに活かしてみたい最新のコンピューティングテーマなどの無料利用枠も用意されています。

コミュニティや情報入手ができる施設を利用

利用者にとって利便性の高いのがJAWS-UGです。JAWS-UG はAWS Users Group-Japanの略で、AWSのクラウドコンピューティング利用者によるコミュニティです。AWSによる日常のコンピュータ利用に関する技術的な情報交換、困ったときの相談など、頼れる存在になります。また、直接聞いてみたい、もっと情報を得たい場合は、AWS Loft Tokyo(東京都品川区上大崎)へ直接足を運んでみてはいかがでしょうか。利用登録をするだけで、Ask An ExpertカウンターでAWSのエキスパートに相談できます。

将来のビジネスの展望を描きつつ、まずはAWSを試してみる

AWSは、125にも及ぶ豊富なサービスツールを活用することで、ITシステムの運用をより確実で効率的にするだけではなく、機械学習(ML)のような、最先端の技術も利用できます。機械学習は、データを分析し、その結果から予測などを行うものですが、膨大な取り引きデータや顧客情報の履歴から、不正取引の検出、顧客が離脱する兆候などを察知するなど、高度な応用も可能となります。データというと、商業上の法律等で保管するというコストのイメージが強いですが、データを活用することで、ビジネスチャンスを創出することも可能なのです。

AWSはさまざまな企業で導入されています。まずは、AWS Loftで質問をしてみたり、無料利用枠などで試してみたりすることからはじめることがオススメです。

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