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AWSの導入支援サービスとは?そのメリット・価格・選び方を解説

AWSの導入支援サービスとは、AWSを導入したいと考えている企業に代わり、AWSシステムの要件定義から構築、運用設計などを行うサービスのことをいいます。

しかしこうしたサービスを展開している企業はかなり多く存在しているため、「AWSの導入支援サービスを使いたいけど、どの企業を選べば良いか分からない」という担当者も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、AWSの導入や移行の外注先を決めたい方に向けて、以下を分かりやすく解説していきます。

AWS導入支援をどの企業に依頼するかによって、トラブルなく、スムーズに、そして無駄な費用をかけずにサービスを開始できるかが決まります。ぜひこの記事を参考に信頼できるSIerを見つけ、最適なAWS環境を構築してみてください。

1. AWSの導入支援サービスとは?

まずは基礎知識として、AWSの導入支援サービスとは何か解説します。

1-1. そもそもAWSの導入支援サービスとは何か?

AWSの導入支援サービスとは、AWSを導入したいと考えている企業に代わり、AWSシステムの要件定義から構築、運用設計などを行うサービスのことをいいます。
主に、導入したい企業内のリソースが足りない場合や、AWSに精通した技術者に導入や移行を依頼したい場合に使われます。
こうしたサービスを提供しているのは、SIer(システム開発会社)やITコンサルティングファームなどです。AWSが公式に認定しているAWSパートナーネットワーク(APN)の企業は国内に600社以上あり、導入支援を行っている企業は無数に存在しています。

AWS導入支援には大きく分けて、導入支援と移行支援があります。

内容
新規導入支援 新しいシステムをAWSで開発したい
移行支援 オンプレミスやハウジング環境で稼働しているシステムをAWSに移行したい
他のパブリッククラウドからAWSに移行したい

サービス提供会社によって、両方のサービスを展開している企業もあれば、移行支援のみを扱っている企業などさまざまです。

AWSの導入支援サービスを利用することで、自社にAWSのノウハウがなくても、スピーディーにAWSシステムを導入・移行できます。

1-2. AWSの導入支援サービスの対応範囲と利用メリット

AWSの導入支援サービスの対応範囲は外注先や予算によってさまざまですが、要件定義から設計、構築まで一貫して対応しているケースがほとんどです。(一部作業をオプションとしている企業や、工程ごとにサービスが分かれている企業もあります。)

一般的なAWS導入支援の内容

要件ヒアリング お客様の要件をヒアリング
要件定義書の作成 ヒアリングした内容をもとに、要件定義書を作成
事前検証(PoC) 効果・効用を技術的な観点から検証
設計書の作成 サービス用途に応じた設計書を作成
構築・移行 調査・検証で得た情報をもとに、構築または移行を実施
環境引き渡し 環境を引き渡し、サービスの本稼働スタート

AWS導入・移行支援サービスでは環境を引き渡して完了ですが、NHN テコラスのように、運用代行や請求代行サービスまでを一貫して依頼できる企業もあります。

AWSの導入支援サービスを使うメリットは2つあります。

【メリット1】適切な環境を構築し、AWS料金を最適化できる

AWSには2020年9月時点で175種類ものサービスがあり、使いこなすためにはAWSについての深い知識や経験が必要です。また、構成や設計を誤ると無駄なコストを払う羽目になる可能性があります。AWSの導入支援サービスを使えば、実現したいシステムに対して最適な構成や要件設計を提案してもらうことができます。その結果、AWSをスムーズに導入でき、かつ構成や料金も最適化された状態で運用をはじめることができます。

【メリット2】セキュリティを考慮した設計が可能

AWS導入時にセキュリティが不安と思われる方も多いかと思います。AWSのセキュリティは「責任共有モデル」、クラウドのセキュリティはAWSが対応し、クラウドにおけるセキュリティは利用者が対応する必要があります。AWSが認定したAPN企業に依頼することで、お客様の環境にあわせて最適なセキュリティ対策を実現できます。AWSが提供しているセキュリティサービスだけでなく、他のベンダーが提供しているセキュリティサービスを組み合わせたオプションサービスを提供している企業もあります。

2. AWSの導入支援サービスの価格相場

AWSの導入支援サービスの費用相場は、最低でも一式10万円~となります。
もっとも、お客様が実現したい内容や要件、規模感によって価格は全く異なるため、一概にいくらと言うことはできません。大規模なシステム構成だと数百万円かかることもあります。まずは実現したい内容を相談し、見積りを出してもらうことをおすすめします。

3. AWSの導入支援サービスを利用するまでの流れ

AWSの導入支援サービスを利用するまでのおおよその流れを解説します。詳細はサービス会社によって異なりますので、あくまでイメージとしてご理解ください。

3-1. AWS新規導入支援の場合

要件ヒアリング:お客様が実現したい内容やサーバー構成の希望などをヒアリング
見積・構成提案:ヒアリングした内容をもとに、最適な構成と見積を提出
要件定義・設計:お申し込み後、具体的な要件を定義
サーバー構築:要件定義をもとに、エンジニアが設計を行い、サーバーを構築
本稼働開始:環境を引き渡し、サービスの本稼働スタート

3-2. AWS移行支援の場合

現状のヒアリング:現在のシステム状況、実現したい内容やサーバー構成の希望などをヒアリング
見積・構成提案:ヒアリングした内容をもとに、最適な構成と見積を提出
現状調査・検証:移行設計、システム設計、運用設計、移行設計を作成
開発・移行:移行計画にもとづいて、エンジニアが開発構築・動作確認・切替作業を実施
本稼働開始:AWSの本稼働スタート

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4. AWSの導入支援サービスの選び方|失敗しない5つの条件

AWS導入支援の概要について解説してきましたが、ここからは早速AWSの導入支援サービスの選び方を説明します。

支援企業の候補となるのは、AWSが公式に認定した企業ネットワーク「APN(AWSパートナーネットワーク)」のパートナー企業となるでしょう。しかし現在日本国内のAPNパートナー数は数百社あるため、どの企業に委託するか迷ってしまいがちです。

そこで、AWSの導入支援サービスを選ぶ際に失敗しない5つの条件について解説します。

  1. APNパートナーの階層でアドバンスド以上
  2. オンプレミスにも知見がある
  3. AWS関連サービスが充実している
  4. 信頼して任せられる技術者がいる
  5. AWS導入支援の実績や事例が豊富

4-1. APNパートナーの階層でアドバンスド以上

安心して導入支援を任せられる企業を選ぶなら、APNパートナーの階層がアドバンスド以上の企業を選びましょう。

APN(AWS Partner Network)とは、AWSが公式に認定したAWS開発・構築・コンサルティング会社をまとめたネットワークのことをいいます。また、そうした企業はAPNパートナーと呼ばれます。

APNパートナーには、プレミア、アドバンスド、セレクト、レジスタードという4つのパフォーマンスティア(階層)があり、AWS認定取得者の数や実績数に応じて認定される仕組みです。
AWSに精通した技術者や実績が豊富な会社を選ぶなら、APNアドバンスド(プレミア)コンサルティングパートナーを選べば安心です。

4-2. オンプレミスにも知見がある

AWS導入支援企業を大別すると、クラウド専業SIerと従来型のSIerの2つに分けられます。
一見すると、「クラウドインフラを構築するならクラウド専業企業の方が良いだろう」と思ってしまいがちですが、一概にそうは言えません。なぜならば、オンプレミスからAWSに移行するケースなど、オンプレミス環境に対して深い知識と実績を持っている従来型の企業こそ安心して委託できるからです。
できればクラウドコンピューティング誕生前からITインフラに関わっているような、歴史がある企業だと安心です。

4-3. AWSの運用支援など関連サービスが充実している

AWSの導入支援サービスの委託先を選ぶ上で、AWSサービスのラインナップが充実しているかは重要なポイントです。
導入支援だけでなく運用代行や監視代行、請求代行、技術サポート、セキュリティなどの運用支援サービスが充実している企業を選びましょう。
スムーズに導入できたとしても、運用していくうえでさまざまなトラブルや悩みが発生する可能性も高く、導入時に構築をしている企業にそのまま運用の相談をしたほうがスムーズに進むケースが多いです。また企業によっては自社で導入・構築した環境以外は監視の対象としていない場合もあるため注意が必要です。AWSの運用支援のサービスラインナップが充実していれば、こうした悩みに都度対応でき、AWSをより良く運用できます。

4-4. 信頼して任せられる技術者がいる

AWSをスムーズに導入・移行できることはもちろん、要件にあった最適な構成を提案できるかは、経験豊富なエンジニアがいるかどうかにかかっています。例えばインフラ事業に10年以上携わっている企業や、AWS認定資格者の数など、企業の技術力について確認してみましょう。

4-5. AWS導入支援の実績や事例が豊富

AWSの導入支援サービスの導入実績が多い会社を選びましょう。大企業の導入実績があるか、どのくらいの実績数があるかなどを確認してみると良いでしょう。また、具体的な導入事例をWebサイトで発信している企業は、サポート力にも期待ができます。
サービスページなどで紹介されている導入実績を事前に確認してみましょう。
AWSの導入事例

5. NHNテコラスの「導入・移行支援サービス」


 
ここまで一般的なAWSの導入支援サービスについて解説してきました。実現できる内容や導入までの流れなど、ざっくり理解できたでしょうか。

AWSの導入支援サービスを展開している企業はたくさんあるため、「結局どこに頼めば良いのだろう?」と悩んでしまう方もいるかもしれません。そんな方に向けて、NHN テコラスの「導入・移行支援サービス」の紹介をさせていただきます。
AWS導入・移行支援サービス

5-1. サービスの特徴

NHNテコラスでは「C-Chorus」というAWS・GCPの技術支援や請求代行サービスを展開しています。その中で、「AWS導入・移行支援サービス」も行っています

「AWSを活用した最適なサーバー構成が分からない」「オンプレミスで構築したシステムを移行したい」など、お客様に合わせた導入支援を提供しています。

サービスメニュー 内容 料金
導入支援 インフラ構築:インスタンス起動、ミドルウェアインストール、FW設定、ロードバランサー作成、バックアップ設定、DNS設定 など 一式:100,000円~
移行支援 お客様の環境の調査、検証、AWS環境の構築、移行作業の実施 など お問い合わせください

5-2. NHNテコラスに導入支援を依頼するメリット

豊富な実績とノウハウ


NHN テコラスは、AWSが公式に設けている条件をクリアした「APNアドバンスドコンサルティングパートナー」です。ITインフラの運用支援を20年行ってきた実績やノウハウをもとに、お客様ごとに最適な支援を実施させていただいています。またその豊富な経験を活かし、AWSのMSPプログラムやデータと分析コンピテンシーなどの認定を取得しています。
契約数は1,400を突破しており、ミズノ株式会社様、公益財団法人日本財団様、株式会社レベルファイブ様など、多数の企業様から喜びの声をいただいております。実績については、「C-Chorus 導入事例」をご覧ください。

AWSを熟知したエンジニアが多数在籍

お客様のITインフラの運用支援を20年行っているため、豊富に蓄積されたノウハウがあります。AWS支援企業にはクラウド専業が多い中、NHN テコラスはオンプレミスの知見もあるため、特にAWS移行支援に強みを持っています。
ハイブリッドクラウドの運用ノウハウもあり、お客様のITインフラ環境にあわせて最適な運用支援を提案できます。AWSの有資格者数も多く、構築にも運用にも自信があります。

5-3. 導入までの流れ

まずはお客様の実現したいサービスや要件をヒアリングするところからスタートいたします。

何かお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

ご相談・お問い合わせ  03-6263-1715(平日10:00-18:00)

まとめ

この記事では、AWSの導入支援サービスの利用を検討中の方に向けて、AWSの導入支援サービスの選び方を中心に解説しました。

最後にもう一度まとめると、失敗しない選び方の5つの条件は以下です。

  1. APNパートナーの階層でアドバンスド以上
  2. オンプレミスにも知見がある
  3. AWS関連サービスが充実している
  4. 信頼して任せられる技術者がいる
  5. AWS導入支援の実績や事例が豊富

AWSは、初期費用ゼロかつ低価格で利用でき、使った分だけ課金されるためコストを抑えられるプラットフォームです。

まずは今回解説した選び方を参考に、委託企業から見積もりをもらい、自社の場合のメリットやコストダウンなど内容を精査してみてはいかがでしょうか。

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