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中小企業に適したクラウド(IaaS)とは?

パブリッククラウドなどのクラウド(IaaS)を使うのは大企業だけではありません。コストやパフォーマンスの観点から中小企業もクラウドを活用しその恩恵に預かることでメリットがでます。では実際に中小企業がクラウドを利用する際にどうやって最適なクラウドを選べばいいのでしょうか?

クラウド事業者は外資、国内問わず、多くの企業がクラウドサービスを展開し、提供されるインスタンス(仮想サーバー)の種類や料金体系も様々です。そのため、中小企業のIT担当の方がどれを選んでいいのかわからず、結局今のサーバーの使い方を変えることができないということもあるでしょう。

そこで今回は、「中小企業」にスポットを当てて、クラウドサービスを選ぶ基準や考え方をご紹介します。

中小企業と大企業のクラウドの使い方の違い

同じクラウドでも、中小企業と大企業ではクラウドを使う前提が大きく異なります。この違いを把握せず、中小企業が大企業の真似をしてしまうと、あまり効果的にサービスを使うことができません。まずは、中小企業と大企業の間で、クラウドを使う上でどのような違いがあるのか把握しておきましょう。

IT部門で稼働できる人的リソースが違う

大企業はIT部門に対して多くのお金をかけることが可能です。それに対して中小企業は、本業にリソースを集中しなければならず、IT部門には必要最低限の担当者しか配置していないケースもあります。そのため、なるべく業務を省力化し、IT部門にかかる工数を削減していく必要があります。クラウドに強い人材の採用も昨今厳しいため、クラウドのことはクラウド事業者の認定パートナーに相談して任せるなど、アウトソースをうまく利用することも検討しましょう。

中小企業に適しているクラウドの選び方

中小企業と大企業の違いを踏まえた上で、中小企業に適しているクラウドサービス選び方を紹介していきます。中小企業だからこそチェックしておきたいポイントをまとめました。

1. カスタマーサポートが充実しているクラウドサービスを選ぶ

何か問題が発生した時に頼りになるのが、カスタマーサポートです。カスタマーサポートも企業によって、サービス提供レベルは異なります。窓口が空いている時間から、質問できる難易度、回数、料金、対応する言語など様々です。サポート費用とサービス提供レベルのバランスを取りながら、自社に適した体制を取れるようにしましょう。

2. シェアの高いサービスを利用する

クラウドの構築・運用には独自のノウハウが必要なケースが多いです。技術的な課題に行き詰まった時に1で述べたカスタマーサポートも重要になりますが、インターネット上で公開されている情報量も重要になってきます。パブリッククラウドの中ではAWS、Azure、GCPの順番でシェアが高く、シェアに比例して情報量も多い傾向にあります。特にAWSはコミュニティ活動が活発なため、日本語での技術情報の量が多く、頼れる仲間もいることが特長です。

上記2点から、これからクラウドを利用する場合にオススメするサービスはAWSです。AzureやGCPなどでしか動かないシステムやAWSでは提供されていないサービスを利用したいケース以外はまずはAWSを利用してみましょう。AWSには無料で利用できるサービスも多いためアカウントを作成して軽く使ってみましょう。

クラウド初心者におすすめ「これから始めるクラウド移行ガイド」

中小企業がクラウドを使うポイント

1.最小限からはじめる

人は不安を嫌うもので、何かあった時のために、念のためにといって、インスタンスのスペックを高くしてしまいがちです。そうすると、実際の負荷はそれほど無いにも関わらず、利用料金だけ多く課金される結果となります。

このような状況を防ぐために、まずは必要最小限のインスタンスを選び始めましょう。クラウドは従量課金で必要な時に必要な分だけリソースを利用するのが一般的です。検証環境でテストを行い、インスタンスのスペックが足りないと判断できれば、その時に増強すれば大丈夫です。また本番稼働中に急なアクセス増を踏まえて、オートスケールの設定をしておけば安心です。このやり方ができるのも、クラウドならではのメリットですね。

2.セキュリティの責任分界点を理解する

クラウドでのセキュリティ対策ではクラウド内はクラウド事業者が、クラウド上はユーザーが対応するのが一般的です。物理的なサーバーの管理からは解放されますが、クラウド上で動くアプリケーションやシステムの保守は引き続き必要です。

3. 運用業務を自動化できるサービスを利用する

人的リソースが少ない場合には、なるべく省力化して運用にかける工数を少なくしたいところです。クラウドでは監視システムの構築やバックアップはユーザーが対応する必要があります。そこで、監視機能やバックアップ機能など、自動化が可能なサービスを利用していきましょう。ただそれらを使いこなすにもノウハウが必要となってくるため学習コストがかかります。必要に応じてクラウドが得意なパートナーへのアウトソースも検討しましょう。

中小企業は大企業と比較して、ITシステム構築・運用にかけることができる人的リソースが圧倒的に異なります。そのため、クラウドサービスを活用していかに自動化・省力化をして、工数を減らしていけるのかを考えなくてはなりません。

クラウドを何も考えずに利用してしまうと、思わぬ金額の課金が発生してしまいますが、目的を明確にしてスモールスタートを意識すれば、課金額を抑えつつ、ITシステムにかける人的リソースを少なくすることが可能となります。

今回ご紹介した中小企業に適したクラウドを選ぶ基準を参考にしながら、クラウドを活用できる仕組みを作っていきましょう。

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